五島列島は日本のどちらか

五島列島は長崎市には近く、福岡市のはるか西の日本の端にあります。 東シナ海の端にあり、日本の端に位置する五島列島は、長崎市の北西約100キロメートル、韓国の済州島から東へ200キロメートル、そして中国の上海から東へ700キロメートルに位置し、国境を越えて常に広範な活動の影響を受けてきました。大きな島、対馬は、数百キロ北に位置しています。 1550 年から 1613 年にかけて、ポルトガル人とスペイン人の貿易商がこの地域を頻繁に訪れましたが、19 世紀半ばまでの徳川時代の大半は、長崎港への入港を許可されたヨーロッパの貿易商はオランダ人だけでした。

An Edo-period historical map of Kyushu with yellow and red cartouches marking placenames.
Fig 1. Fragment of Dainihon kotei oezu, 1843, reissued 1857, published by Kikuya Schichirobei, Hiraroya Mohei, and Takehora Kahei, of Kyoto. (Stylized fragment shows Kyushu with the Goto represented as a single island). Courtesy of National Library of Australia, https://catalogue.nla.gov.au/catalog/152615.

1843 年に作成された日本の地図の一部である図 1 の地図には、五島列島が含まれていますが、主要な島は 福江島ひとつだけが示されており、初期の地図作成者にとっては五島は曖昧な形で、時には忘れられていたということが分かります。

以下は、長崎歴史文化博物館所蔵の江戸時代後期の追加地図 (日付不明) で、五島列島内の島々や、下五島と上五島を含む一般的なボートルート、いくつかの道路がより詳細に示されています。この地図の北(右側)で切れている島が宇久島で、南端の福江島は完全には描かれていません。 福江島は福江藩主が住んでいた城があった島です。

A historical map of the Goto islands with a faint blue color indicating the waters edge.
Fig 2. Gotō rettō ezu 五島列島絵図, Edo-era map. Collection of Nagasaki History and Culture Museum.