柳井正氏、UCLAにおける柳井イニシアティブとジャパン・パスト&プレゼントを支援するため、3,100万米ドルを寄付

この度、柳井イニシアティブ、またジャパン・パスト&プレゼントのディレクターとして、たいへん嬉しいニュースを発表させていただくことになりました。

ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長であり、ユニクロの創業者である柳井正氏は、柳井イニシアティブの今後の活動、特に本年3月から発足したジャパン・パスト&プレゼントという新しいプロジェクトの発展を促進するため、UCLAアジア言語文化学科に3,100万ドルという大金をご寄付くださる運びになりました。

UCLAと早稲田大学の連携として運営される柳井イニシアティブが創設されたのは、今からちょうど10年前、2014年に柳井氏より250万ドルのご寄付をいただいたことに端を発します。2020年、柳井イニシアティブのそれまでの成果を評価してくださった柳井氏は、当プロジェクトの拡大化・永続化を図るため、今度は2,500万ドルの基金をUCLAで設立してくださいました。当時、これはUCLAの人文科学部が受けた寄付金のなかで最大のものでありましたが、このたびのご寄付は、その記録を塗りかえるものとなりました。

目を見張るような今回のご寄付が実現したのは、過去10年間にわたり柳井イニシアティブが絶えず革新的な活動を続けてきたことに対し高い評価を得たためであると同時に、ジャパン・パスト&プレゼントが抱える、壮大なポテンシャルをも暗示しているように思います。全世界の、いろいろな地域の、さまざまな背景をもった日本人文科学の研究者たちが、ジャパン・パスト&プレゼントを通じてこれまでに比べ平等な立場でお互いにつながりあい、この分野の研究の新しい未来を作っていくのを想像すると、本当にわくわくしてきます。

もちろん、これだけ大きな展開の背景には、大勢の方々の努力があるのはいうまでもありません。UCLA、早稲田大学、またそれ以外の組織で、柳井イニシアティブのさまざまなプロジェクトのためにご尽力くださった方々全員にお礼を申し上げることは到底できませんので、数人だけ上げさせていただきます。UCLAアジア言語文化学科CAOのシャン・シャン・チーアウ氏、UCLA柳井イニシアチブ・アソシエイト・ディレクターのエリザベス・レスター氏、ジャパン・パスト&プレゼントのオペレーション・リーダーを務めるポーラ・R・カーティス氏、そして早稲田大学側の柳井イニシアチブのプログラム・マネージャーの上甲由美氏と山嵜早苗氏に感謝を申し上げます。

もちろん、これだけ大きな展開の背景には、大勢の方々の努力があるのはいうまでもありません。UCLA、早稲田大学、またそれ以外の組織で、柳井イニシアティブのさまざまなプロジェクトのためにご尽力くださった方々全員にお礼を申し上げることは到底できませんので、数人だけ上げさせていただきます。UCLAアジア言語文化学科CAOのシャン・シャン・チーアウ氏、UCLA柳井イニシアチブ・アソシエイト・ディレクターのエリザベス・レスター氏、ジャパン・パスト&プレゼントのオペレーション・リーダーを務めるポーラ・R・カーティス氏、そして早稲田大学側の柳井イニシアチブのプログラム・マネージャーの上甲由美氏と山嵜早苗氏に感謝を申し上げます。

柳井氏の今回のご寄付については、UCLAニュースルームの記事をご覧ください。英語のみならず、日本語スペイン語の3ヶ国語で掲載されているのですが、そうした対応は異例のことであり、このご寄付がどれだけ特別なものかを物語っているかと思います。

ジャパン・パスト&プレゼントのウェブページをまだご覧になったことのない方は、ぜひチェックしていただければと思います。あわせて、世界の日本研究者一覧にプロフィールをご作成いただき、ぜひ最新情報を受け取ってください。

ジャパン・パスト&プレゼントは、これからも、どんどん有意義な、革新的なプロジェクトを立ち上げ、日本人文科学研究の新しい世界を展開していきます。

マイケル・エメリック
ジャパン・パスト&プレゼント、ディレクター
柳井イニシアティブ、ディレクター

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