「Japan Past & Present」では、研究者チームによる新しい公共リソースの開発を支援すべく、「プロジェクト助成金」を提供します。

プロジェクト助成金

JPPの「プロジェクト助成金」は、JPPのウェブサイトで公開することを目的とした、幅広い日本の人文科学研究についてのリソース開発を短期的に支援するためのものです。リソースとは研究・教育ガイド、データベース、動画シリーズ、エッセイ、授業計画・シラバス、注釈付き翻訳、デジタルリソース、その他革新的なプロジェクトなどが考えられます。

助成金は最大1万ドルで、3~5人のグループによる研究、執筆、コンテンツ開発の費用、その他JPPと合意した費用に充当することができます。助成対象となる期間は4か月間です。4か月の助成期間中、チームメンバーは週に約3~4時間をプロジェクトの活動に充てることが求められます。JPP内部では、プロジェクトの報酬を時給30ドルと設定した一例がありますが、各大学の規定、また世界の賃金レートや為替レートなどを考慮して調整が可能です。大規模なプロジェクトの場合、進捗状況に応じて、さらに4か月の延長を申請することができます。なお、プロジェクトに5人以上のメンバーが望まれる場合は、JPPの「プロジェクト助成金」の規模を超えるということで、別途、外部からの資金援助を得る必要があるので、その資金に関する証明書を提出しなればなりません。また、プロジェクトの採択件数は、募集サイクルごとに変動する可能性があります。