募集:「Japan Past & Present」の図書館サービス・チーム

「Japan Past & Present (JPP)」は、新しい図書館サービス・チームの結成に向けて、下記の通り人材を募集します。同チームでは、世界各地で日本の図書・データなどを扱う図書館学・情報科学分野における専門家にボランティアとして貢献していただきます。図書館、文書館、博物館、その他の関連機関に勤務する様々な職種の方々(司書、目録作成者、メタデータ・スペシャリスト、学芸員など)を対象としています。

こうした情報科学の専門家には、今後予定されているプロジェクト(「ジャ翻゜データベース」など)に専門知識をご提供いただきます。また、JPPの管理者と協力の上、日本人文科学分野の図書館学・情報科学の専門家の育成や、世界各地の機関における日本関連研究資料のアクセシビリティや拡充に関する重要な課題に取り組んでいただきます。

この募集に関する情報をぜひ広くご紹介いただければ幸いです。ご質問は admin@japanpastandpresent.org までお寄せください。応募方法はこのメールの下部に記載しております。応募締切は2024年10月31日です。


募集:「Japan Past & Present」の図書館サービス・チーム

            
人数:最大3~4名
任期:2年(更新は1回に限り可能) 

概要

「Japan Past & Present (JPP)」の図書館サービス・チームは、世界各地で日本の図書・データなどを扱う図書館学・情報科学分野における専門家にボランティアとして貢献していただきます。図書館、文書館、博物館、その他の関連機関に勤務する様々な職種の方々を対象としています。

短期的には、JPPのオンラインおよび紙媒体のプロジェクトやリソースの開発において、情報科学をめぐる疑問点や問題に関し、JPPの管理者やプロジェクトチームを支援していただきます。長期的には、日本人文科学の研究者や学生のためのグローバルな図書館リソースの開発とアクセシビリティを支援する、戦略的な取り組みに貢献していただきます。

図書館サービス・チームは、四半期ごとにオンライン会議を行い、プログラムの企画、財務決定、インフラ、長期・短期目標、ウェブページの作成、UXデザイン(ユーザーエクスペリエンス)など、JPPやその方向性に関する戦略的なアドバイスを提供します。同チームのメンバーは、JPPに対して法的または金銭的な義務を負いません。JPPに協力し、分析を行い、耳を傾け、アイディアや意見を共有し、建設的なフィードバックを提供し、目標を支援することで、JPPを成功に導いていただきます。

会議および任務

図書館サービス・チームは、年に4回オンライン会議を開催します。やむを得ない事情がない限り、チームメンバー全員が出席してはじめて会議が成立します。

図書館サービス・チームのメンバーは、JPPに関する運営上の決定に責任を持ちませんが、新しい方針や行動を推奨するために内部投票を行うことがあります。同チームは、JPPのウェブサイトのコンテンツ、UXデザイン、その他のインフラに関するフィードバックや提案を求められることがあります。そのため、メンバーは、JPPの管理者やプロジェクトチームとの会議や、JPPに関するメールのやり取りへの参加を要請されることがあります。

図書館サービス・チームは、JPPがサポートする、図書館関係者を対象とした能力開発ワークショップやシンポジウムの企画・運営の支援を求められることもあります。これらのイベントはオンラインまたは対面で開催される見込みです。JPPは、そのようなイベントを支援するチームメンバーに対し、出席や参加のサポートを行います。

また、JPPが主催する図書館サービス関連の助成金において、有効性と公平な分配を確保するため、審査やコンサルティングを依頼されることがあります。

報告

各会合に先立ち、議事録を作成するチームメンバーが指名されます。議事録は機密扱いとなり、JPP の管理部以外には共有されません。

図書館サービス・チームは、毎年6月に提言を2~3ページの文書にまとめなければなりません。そこでは、日本人文科学研究究に関連する図書館サービスのあり方や、図書館サービスに関するJPPの活動について意見を述べるとともに、世界各地の図書館サービスに対するその後1年間または長期の戦略的支援について提言していただきます。この文書は、JPPのディレクターとオペレーション・リーダーに提出していただきます。

役割および制約

JPPの初年度には、JPPの管理者が図書館サービス・チームのリーダーを選出します。任期は2年です。それ以降のチームリーダーは、チームメンバーまたは公募によって推薦され、JPPの管理者がそれらの候補者を検討します。

JPPプロジェクト・チーム: 図書館サービス・チームのメンバーは、その任期中にJPPのプロジェクト・チームにも参加することができます。ただし、チーム・コーディネーターやプロジェクト・マネージャーを務めることはできません。また、応募の選考委員会に参加したり、現在進行中のプロジェクトと利害が対立するような提案に関する投票をしたりすることはできません。

応募方法

図書館サービス・チームへの応募を希望される方は、______________までに以下の書類を日本語または英語にて「Japan Past & Present」オペレーション・リーダーのポーラ・カーティス(admin@japanpastandpresent.org)に提出してください:

  •  職務経歴・業績一覧(2ページ以内)

  • 志望動機書(関連する経験および志望動機の概略)(500-750 字、300-400ワード)

関連記事