「Japan Past & Present」では、研究者チームによる新しい公共リソースの開発を支援すべく、「プロジェクト助成金」を提供します。
プロジェクト助成金
JPPの「プロジェクト助成金」は、広義で日本に関わるトピックに関して、JPPのウェブサイトで公開されるリソースの開発を短期的に支援します。研究・教育ガイド、データベース、ビデオシリーズ、エッセイ、授業計画・シラバス、注釈付き翻訳、デジタルリソース、その他革新的なプロジェクトなどが該当します。
助成金は最大1万ドルで、3~5名のグループによる4ヶ月間の作業(研究、執筆、その他のコンテンツ開発、時給30ドル)のための費用と、その他JPPが承認した費用に充てることができます。4ヶ月の間、チームメンバーは週に約3~4時間の作業を行っていただきます。各チームは、プロジェクトの進捗状況を示すことにより、さらに4ヶ月の延長を申請することができます。プロジェクト・チームが5名を超える場合には、外部からの資金が得られることを証明する書類を提出してください。採択されるプロジェクトの数は、応募サイクル毎に異なります。
プロジェクト助成金で募集中のテーマと形式
応募サイクルによっては、テーマや形式に捉われず、どんなプロジェクトにも応募資格が与えられることがあります。逆に、特定のテーマや時代、特定の種類のリソースに関連するプロジェクトに限定される場合もあることをご了承ください。
第1回目となるプロジェクト助成金の応募サイクルでは、以下の3つの時代ごとの共同研究、および時代区分を超えたプロジェクト1件の、最大4件のプロジェクトに助成金を授与します。プロジェクトは2024年7月1日から2024年10月31日の期間に実施するものとします。
今回募集するプロジェクトのテーマと形式は以下の通りです。
Premodern Japan Collaborative
テーマと形式は自由
Early Modern Japan Collaborative
テーマと形式は自由
Modern & Contemporary Japan Collaborative
テーマと形式は自由
Transtemporal (時代を超えたプロジェクト)
テーマと形式は自由
応募資格
応募者のキャリアステージは問いません。日本(広義)に関連するトピックを研究または指導していることが条件となります。
JPPにおける他のコンテンツ制作チームと兼務することはできません。
過去1年以内にJPPから助成金を受けた応募者は、新規プロジェクトに応募することはできません。
応募要項
申請書(下記の要項を含むこと):
プロジェクト名(案)
チームメンバー一覧(JPPや協力者との窓口となるチーム・コーディネーター1名を含む)
プロジェクト提案書(1,500ワード以内・日本語の場合文字600字以内で、下記の要項を含むもの)
プロジェクトの概要(目標、研究方法、成果、インパクトなど)
プロジェクトのタイムライン(案)
プロジェクト予算書
見積経費の詳細な内訳(チーム・コーディネーターや協力者を中心としたプロジェクト開発、プロジェクト関連資材、許可証など)を記載すること
予算には外部からの資金の見積もり(想定されるまたは確保されたもの)を含めること
各チームメンバーのCV(それぞれ2ページ以内)
応募書類はチーム・コーディネーターが責任を持ってadmin@japanpastandpresent.org 宛に提出してください。すべての書類は必ず下記の締切日までに提出してください。
米国太平洋標準時間4月30日23:59
日本標準時間5月1日15:59
注:
応募書類は英語と日本語のどちらでも提出できます。
メンバーの経歴、性別、専門分野、所属機関、キャリアステージの多様なプロジェクト・チームを優先的に採択します。
タイムライン
2024年4月30日 – 第1回プロジェクト助成金への応募書類の提出締切日
2024年5月1日~5月30日 – 審査期間
2024年5月31日 – 結果発表
2024年6月1日~6月30日 – 採択されたプロジェクトのメンバーとの財務手続き
2024年7月1日 – プロジェクトに関する作業を開始する最終日